平成30年度募金による令和元年度実施事業報告①(NPO法人鹿角親交会)

NPO法人 鹿角親交会

助成事業
「利用者サポート車両購入事業」

事業の概要
 
利用者の送迎時に使用するほか、施設外就労や高齢者配食サービス事業に車両を活用することで、サービス利用の継続を希望する利用者の声に応えることができるとともに、配食サービス事業の拡大に努める。

実施の成果等
 ・昨年度まで使用していた車両は、走行距離が20万キロを超え、不具合も発生するなど、利用者の送迎や弁当配達事業時の安全確保に不安があった。今回の車両更新により、高い安全性が確保され、不安が解消された。
 ・高齢の利用者は、乗車中の姿勢保持が困難なケースがあり、車両の振動によって捻挫や怪我につながることもあったが、車両更新により、その点も大きく改善された。また、振動が少なくなったことで、弁当配達事業における商品の品質確保ができて信頼性が高まった。
 
寄付者へのありがとうメッセージ
「共同募金の助成により、送迎・配達用車両として8人乗りワンボックス車を購入できたことは、当会にとって大変有意義なことと感謝申し上げます。当会の福祉サービス利用者は精神障がい者が大半を占めています。障がいの特性があり、道路を歩くことや乗り物に乗ることを苦手とする方が多く、社会生活を送る範囲が制限されます。送迎車両の運行によって通所が可能となり、就労生活が継続できることは、障がい者にも地域社会にとっても大きな利益となります。今回の助成によって、更に一層、地域貢献ができるように努力してまいります。」 


 

 

平成30年度募金による令和元年度実施事業の内容については、赤い羽根データベース「はねっと」からもご覧になれます。