平成28年度募金による平成29年度実施事業報告⑦(NPO法人由利本荘にかほ市民が健康を守る会)

【NPO法人 由利本荘にかほ市民が健康を守る会】

助成事業
「市民の市民による市民のための健康寿命延長プログラム!」

事業の概要
 
年間を通じてほぼ予定通り次のイベントを開催した。
 4回目のホースセラピーのみ大雨の影響で参加者が少なかったが総勢627名の市民の参加に至った。
 ①認知症家族の会(全12回)
 ②高齢者運動教室(全12回)
 ③ホースセラピー(全4回)
 ④ケアカフェ(全14回)
 ⑤移住・定住者の会(全2回)
 ⑥医療・介護・福祉専門職の会(全12回)

実施の成果等
 ①認知症家族の会(全12回)参加人数109名、認知症の家族を介護している方を中心に、相談や歓談された。市議会議員の参加、認知症カフェを立ち上げたい方の参加もあり、今年度は当二次医療圏に3件の認知症カフェが立ち上がる一助となった。
 ②高齢者運動教室(全12回)参加人数85名、近隣の介護施設の高齢者も参加した。
 ③ホースセラピー(全4回)参加人数53名、子どもから高齢者、大学生、障がい者も参加されセラピーだけでなく社会参画や就労支援の役割も果たした。
 ④ケアカフェ(全14回)参加人数179名、由利地域振興局や市役所の方や市議会議員も参加され「石脇通りを浴衣で歩こう!」「裸まいりを応援しよう!」「昼市」等が企画され市民5000名以上の波及効果を生んだ。
 ⑤移住・定住者の会(全2回)参加人数25名、東日本大震災の被災者の方、移住してきた看護専門職の方などが参加し情報交換を行った。
 ⑥医療・介護・福祉専門職の会(全12回)参加人数176名、市民からの相談を受けるだけでなく、厚労省や富士通、3Mという企業からの視察も受けた。また週刊文春からの取材も受けた。結果的には摂食嚥下認定看護師や訪問看護認定看護師の当二次医療圏への誘致につながり大きな成果を上げた。

 上記のように包括的な事業により結果的に市民の健康寿命延長に少なからず寄与したと推測される。具体的には食事・運動療法、また相談業務による精神的負担の軽減、医療専門職誘致による医療・介護・福祉の質の向上が挙げられる。
 
寄付者へのありがとうメッセージ
「赤い羽根共同募金にご寄付頂きありがとうございます。お蔭様で由利本荘・にかほ市にて大きな成果を挙げるに至りました。子どもからお年寄り、大学生、障がい者向けに様々なイベントを開催させて頂き、医療専門職の誘致にも至りました。皆様のご厚意を無にすることのないように来年度以降も事業を継続していくこととなりました。ご支援本当にありがとうございました!」

  

 

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