平成24年度募金による25年度助成事業実施報告⑦(能代市社会福祉協議会・湯沢市社会福祉協議会)

【社会福祉法人 能代市社会福祉協議会】
助成事業
「要援護者避難支援訓練事業」

事業の概要
 これまで把握した地域の情報をもとに、災害時に手助けが必要な人の避難体制を地域住民の方と一緒に考え、いざという時の支え合う体制を確認するとともに、日ごろからの支え合い・助け合いの支援体制につなげていくことを目的としている。特に、平成25年度は災害時に必要な備品等を地域に整備した。

実施の成果等
 地域の中に避難への支援が必要な人がどこにいるか確認でき、スムーズに安否確認ができた。今後、地域の中で支援体制を考えるきっかけになった。 

今後の目標・課題
 今後も引き続き地域の支援体制を構築していけるよう努力していきたい。

寄付者へのありがとうメッセージ
「赤い羽根共同募金を活用したことにより、今までの事業にプラスアルファの事業を実施することができました。実施した地域の方も必要な備品等を整備することができ、大変喜んでおりました。皆さんのあたたかい善意の募金に大変感謝しております。」

 

【社会福祉法人 湯沢市社会福祉協議会】
助成事業
「災害に備え地域住民で支え合う安心安全な地域づくり事業」

事業の概要
 いつ発生するか分からない災害に対し、町内会・地区単位で日ごろから防災に対する意識向上や準備及び住民同士が助け合うことの大切さを再確認し合い、安心安全な地域づくりを目的にモデル町内・地区にて防災訓練などに必要な備品を購入し、貸出や継続的に訓練を行う。また、社協で購入するテント・ビブス・発電機・メガホンを町内会等へ貸し出し、災害時の体制づくりについて啓発を図る。

実施の成果等
 以前から防災訓練を実施していた地域からは、「助成金により新たにメガホンやリヤカーなどの備品を購入でき、より安全に訓練を行うことができた。また、実際に災害が発生した場合においてその力を発揮できる」などの感想をいただいた。
今回初めて防災訓練を行った地区・町内会からは「災害に対する意識の向上、日ごろからの住民同士の声掛けなどの大切さを学ぶことができた」「共同募金がこのように地域づくりにも役立っていることが分かって良かった」との感想をいただいた。 

今後の目標・課題
 今回実施した地区や町内会をモデルとし他の地区・町内会にも防災に関連した事業を展開し、安心して暮らせる地域づくりを広げたい。
また、市社協で購入した貸出用の備品については、今後町内単位での防災訓練などに活用できるよう情報提供していきたい。

寄付者へのありがとうメッセージ
「県民の皆様よりご寄付頂きました共同募金助成金により、この事業を実施することができました。いつ発生するか分からない災害に対し、地域住民同士の支え合いの大切さや防災に対する意識向上を図るため、購入した備品を活用し、今後も防災訓練などを継続し、安心して暮らし続けることができる地域づくりを展開していきたいと思います。」