平成24年度募金による25年度助成事業実施報告①(工房JOYさあくる)

 

【特定非営利活動法人 工房JOYさあくる(大館市)】
助成事業
BDF(軽油代替燃料)及び廃食用油運搬用軽トラック購入事業

事業の概要
心身に障害を抱え、一般企業への就労が困難な人々に対し、日中活動の拠点となる場を提供する。
自立支援、就労支援等、機能を強化充実するためのサービスを提供、地域住民とともに生きがいの持てる住みよい生活環境を整える。
1.自主製品事業①リサイクル粉石けん、BDF生成販売事業②水耕栽培③露地栽培による農作物の生産及び販売事業④陶芸制作
2.受託事業①廃プラスチック分別作業(医療機器②教材関係の袋詰め作業③メール便配達事業

事業の成果等
BDF・廃食用油の回収及び配達で取り扱うドラム缶等重量のある容器の積み下ろしが容易に作業ができるとともに、肉体的な負担が軽く作業人員が少なく、事業のコストダウンにも大きな効果が出ている。
この効果を少しでも利用者の工賃アップにつなげることができることを期待している。

今後の目標・課題
平成25年4月より地元の秋北バス株式会社にてBDFの使用売買契約が締結され、現在3台の使用車両3,000ℓ/月の使用予定である。この後も生産能力を検討しながら増車していくことを希望している。
このため、廃食用油の回収先の拡大・BDFの生産効率を上げ、なおかつ良品質確保に努め、少しでも安価にて地元と環境に貢献できることに努めていきたい。

寄付者へのありがとうメッセージ
「廃食用油を回収し、BDFを生成・販売しています。
皆様の善意により、リフト付きの軽トラックを購入することができ、
重いタンクの積み下ろし作業等が楽に行えるようになりました。
本当にありがとうございました。」