平成24年度募金による25年度助成事業実施報告⑤(特定非営利活動法人逢い)

 
 

【特定非営利活動法人逢い(由利本荘市)】
助成事業
地域活動支援センター「ぽぽろの家」増築工事事業

事業の概要
重度の障がいのある方たちの地域活動の場として、創作・音楽・スポーツ・作業等活動とともに日常生活及び社会生活を支援しています。
現在、知的障がいのある方と身体障がいのある方が共に活動をしていますが、限られたスペースの中で静養の場がない為、疲労や体調不良時に横になる事ができず、身体面での負担が大きくなっていました。静養室等を増築し住環境を整え、休憩時や体調不良時に他利用者の活動を妨げることなく、安心・安全な環境の提供をすることが急務となっていました。


実施の成果等
増築により、身体障がいのある方達の疲労や体調不良時に限らず、利用者すべてに安心・安全な環境の元で静養の場を提供することができるとともに、活動時や休憩時にも、ゆっくりとゆとりを持って過ごすことができるようになりました。
また、先日行われた避難訓練時には、地震等の一時避難所としての役割も果たしています。

今後の目標・課題
ゆったりと楽しく、ありのままに、社会の一員として、いきいきとした地域生活を営み、一人ひとりが持っている力で、暮らしの喜びと自信を得ながら、いろいろな活動を通して、地域の人たちと交流を持ち、お互いの理解を深めていくことを目指しています。(事業方針より)
重度障がいのある方たちの地域生活の充実とともに、住み慣れた地域で活き活きと暮らし続けることができるように、どのような支援を提供していけるかが課題となっています。
また、利用者の増加に伴う職員配置や建物・車両等の設備整備、家族の病気時やレスパイトサービス(一時預かりの支援サービス)等、休日や夜間の受け入れ体制の整備、家族と離れても自立した生活ができるようなサポート体制の充実等・・・一人ひとりが豊かで幸せな人生を歩むことが目標です。

寄付者へのありがとうメッセージ
「赤い羽根共同募金にご協力くださった皆様、本当にありがとうございます。利用者一人ひとりの大切な毎日を、これからも地域の皆様とともに歩いていきたいと思っております。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。」